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「月刊ピアノ」11月号、和田七奈江インタビュー記事掲載!(P26)

2008年10月21日 16:32:00
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雑誌「月刊ピアノ」さんから取材を受けました。
以下に、インタビュー記事の内容を記載します。
読んでネ

作曲は理論からではなく作文みたいに起承転結で


和田七奈江
目指すのは、聴き手の心に届く
オリジナル・ピアニズム

 
 ピアノを始めたのは4歳。父が買っていたピアノ全集をこっそり聴いてショパンのエチュード「黒鍵」のとりこになった。
 「なんでこんなにいいのかなって、スピーカーに耳をつけて何度も何度も聴きました」 それから自分でピアノの先生を選んだ。4歳で、である。この行動力は成長してさらにパワーアップ。
高校3年の時、独断で渡米を決めた。
 「日本の音大だと埋もれちゃうなって思ったんです。そこでいろいろ自分で検索してシカゴ芸術大学の教授に習おうって決めたの。音源を送ってメール攻撃。何度も“和田ですけど”って(もちろん英語)」 入学が許可され渡米してからも驚きのエピソードはこと欠かない。
 「“音楽は情感だ”という教授に、“音楽は美です!”と言い返したんです。勉強したい曲のリストを提出するようにと言われて“ロマン派はショパンのエチュードだけ弾ければいい”って回答したり」 そんな情熱的な感性は、作曲を始めたことで解放され、独自にピアニズムを作り出していった。
 「私の作曲は理論をもとにしていません。好きな曲を、ときには徹夜で聴きつづけた。そして自分で分析して消化した。あとは作文のように起承転結。“起”はイントロでしょう。そんなふうにピアノの前で作ってしまうんです」 譜面なしに同じ音楽を何度も弾けるという特技の持ち主でもある。
 「音が体に刷り込まれているんです。だから楽譜がなくてもまったく同じに再現できるの」 幼少のころからの常軌を超えた音へののめり込みと並外れた集中力が育てた才能なのだろう。
 30歳を機に収録したアルバム『lOVERSION』では、詩や映画のように曲が語りかけてくる。
 「表現したいのは色々な愛の形。聴く人の心が潤ってほしいと願って作りました。純クラシックより肩の力を抜いて、女性の本質的な美しさ、感性を思い出して聴いてほしいと思います」                              取材・文/山崎広子